分光測色計とは?

分光測色計は色を測定および評価する装置です。ブランドオーナーやデザイナーは分光測色計を色管理プログラムの一部として使用し、カラーコミュニケーションを行います。一方、メーカーは製造全体において色の精度を監視するために使用します。

分光測色計は、液体、プラスチック用紙、金属、布地など多様な基材を測定し、デザインコンセプトから出荷まで一貫した色を維持します。

分光測色計によって出力される分光反射曲線は、色の「指紋」と呼ばれています。

分光測色計は多様な素材から色を測定し、数量化します。分光測色計には、ポータブルなハンドヘルド大型ベンチトップインライン装置など様々なサイズがあり、製造工程全体において正確な測定を行います。

エックスライト社は、カラーのトレンド/サイエンス/テクノロジーのグローバルリーダー企業として、多くのハイパフォーマンス測色装置を提供し、インスピレーションから、コミュニケーション、調色品質管理まで、カラーの一貫性と精度をサポートします。

ベンチトップ分光色測計

エックスライト社のベンチトップ分光測色計は、優れた精度と繰り返し精度を提供。サプライチェーン全体において正確な測色と品質管理をサポートします。 自動車塗料&塗装プラスチックテキスタイルと衣類化粧品エレクトロニクス用紙建築資材耐久消費財食品・飲料水などの多様な業界を対象に、基準色の作成、調色、品質管理を行います。下記から各製品をご覧ください。または弊社までお問い合わせください。皆様の用途に適したベンチトップ分光測色計をご紹介します。

ベンチトップ分光色測計:トップ3

Ci7860 分光測色計 | Ci7800 分光測色計 | MetaVue VS3200 分光測色計

ベンチトップ型積分球分光測色計 Ci7800Ci7800 ベンチトップ分光測色計で測色MetaVue VS3200 ベンチトップ分光測色計で測色

 

ポータブル分光測色計

軽量でコンパクトサイズのハンドヘルド分光測色計のため、持ち運びが簡単です。ハンドヘルド分光測色計は、印刷機、ラボ、入庫などにおいて、様々な表面からカラーデータを効率的に測定するツールです。

エックスライト社のハンドヘルド分光測色計は、複数の光学幾何条件を用いて多様なサンプルを測定し、一貫性と精度を確保します。下記から各製品をご覧ください。または弊社までお問い合わせください。皆様の用途に適したポータブル分光測色計をご紹介します。

ポータブル分光測色計:トップ3

eXact スタンダード分光測色計 | Ci64 分光測色計MA-5 QC 分光測色計

分光測色計「eXact Standard(イグザクト・スタンダード)」 ポータブル積分球分光測色計Ci64多角度分光測色計「MA-5 QC(エムエー・ファイブ・キューシー)」

 

インライン分光測色計

エックスライト社のインライン分光測色計を生産ラインに使用することで、製紙業、コイル塗装、プラスチック、塗装ガラス、テキスタイル、自動車産業におけるカラー精度を継続的に測定および評価。エックスライト社のインライン ソリューションは、わずかな変動でも素早く検出し、生産仕様が許容範囲から外れる前にカラー修正を行い、高い投資対効果を短期間で実現します。下記から各製品をご覧ください。または弊社までお問い合わせください。皆様の用途に適したインライン分光測色計をご紹介します。

インライン分光測色計:トップ3

Color XRA 45 分光測色計 | ERX130 分光測色計 | ERX145 分光測色計

 

分光測色計のQ&A

分光測色計は何に使用しますか?

分光測色計で測色する際、色を初めて指定する時から最終品質チェックまで、色が常に一貫していることを検証します。全ての業界を対象に、液体、プラスチック、用紙、金属、布地など多様な基材を測定します。

分光測色計は正確な測定を行い、色変動と不具合を見つけ出し、仕様と生産された色(サンプル)間における変動を数量化します。分光測色計から収集されたデータは改善点を洗い出し、ISO を含む業界基準に準拠します。

分光測色計はどのように機能しますか?

分光測色計は、光のスペクトル内で反射光または透過光を測定し、特定の照明下における、基材の色を表現するビジュアル曲線を作成します。

白色表面は、可視スペクトル内の全ての照明エネルギーを反射するため、分光反射曲線は約 90% から 100% の反射率における直線になります。黒はほとんどの照明エネルギーを吸収するため、反射率曲線はフラットで、反射率は 0% に達します。中間グレーは白と黒の同等の量が組み合わされており、50% の反射率における直線で表現されます。その他の色は、最も反射される波長範囲の部分にスパイクが見られます。

X-Rite MetaVue などの多くの分光測色計は、正確な位置付けを行うカメラと、簡単操作のタッチスクリーンが備わっています。「Ci64 UV」などの分光測色計は、 蛍光増白剤や蛍光物質の影響を評価します。「eXact」などの分光測色計は、印刷に使用するインキや顔料の分光反射率を測定します。

液体 色測定のおすすめモデルは何でしょうか?

液体 色測定なら、インライン分光測色計VeriColor Spectro をおすすめします。VeriColor Spectroは、着色剤の条件を容易に判断できます。テキスタイル、プラスチック、塗装、食品業界を対象に、正確な色と変更作業を確認できます。

塗料 測色のおすすめモデルは何でしょうか?

塗料で色管理・色測定を行うなら、積分球分光測色計 Ci6x多角度分光測色計 MAシリーズ を推奨します。Ci6x とMAシリーズは、塗料のスペクトルデータを測定でき、メタリックフレークやパールセントなどの添加剤および、光沢・スペキュラー成分の外観特性を数値化することができます。さらに、塗料 測色では、品質管理ソフトウェア iMatch標準光源装置 も推奨します。
エックスライトでは、塗料業界では以下、4つ分けて適切にソリューションを提案します。

テキスタイル 色測定のおすすめモデルは何でしょうか?

テキスタイルの色測定を行うなら、積分球分光測色 Ci7000シリーズMetaVue VS3200、ソフトウェアColor iQCPantoraを推奨します。そして、テキスタイル業界の数値化・デジタル化の最新ソリューション『テキスタイルカラーハブ』もお試しください。

製紙 測色のおすすめモデルは何でしょうか?

製紙の測色を行うなら、非接触分光測色 Color XRA45 をお試しください。製造工程において用紙色を測定・監視し、常に正確で安定した色を確保します。フィードバック式の ESWin カラーコントロール用ソフトウェアに連携することで、製紙・パルプ工程における色品質を継続管理し、染料や蛍光増白剤を自動調整します。

 

分光測色計の詳細

  • 分光測色計とは?ビデオ):測色装置および正確な測色を行う方法を紹介します。
  • eXact 分光測色計各種ブログ):印刷・パッケージ印刷に適した分光測色計をご覧ください。
  • 色彩計 vs. 分光測色計ブログ):測色装置は基本的に、色彩計と分光測色計の2種類あります。製品各種をご覧ください。
  • 分光測色計の設定および使用ブログ):分光測色計を使用する場合でも、正確なデータが自動的に出力されるとは限りません。分光測色計を活用するためのリソースをご紹介します。