i1iOでキャリブレーションが失敗します。

i1iOテーブルでキャリブレーションが失敗する場合、次のステップを実行してください。

まずは、i1Proをi1iOから取り外し、i1Diagnostics 2.5.1のみを実行し、テーブルが正常に機能しているかどうか確認してください。

i1装置底のテフロン製グライドリングに付いている2つの金属ワイヤクリップは、装置が正しい位置にロックできるよう2つのプラスチック耳の下になければいけません。ワイヤクリップがプラスチック耳の上にあれば、下にあるワイヤを折らないように動かしてください。

次に、i1Proをi1iOホルダにセットし直す際、i1Proがホルダにしっかりはまるまで、手のひらの手首に近い部分で装置上部を押します。キャリブレーション中または測定中のi1Proを上から見ると、i1Proのオプチクスから照明は漏れません。照明が見えるようであれば、測定を中止し、i1Proの位置をリセットしてください。

i1Proが正常に機能していることを前提に、必ずキャリブレーションプレートがテーブル表面と平面になるようにセットしてください。プレートが浮き上がっていると、平面に維持されずキャリブレーションプロセスが中断してしまいます。基材に対しヘッドの高さを調整する必要がある場合は、まずキャリブレーションを実行し、ソフトウェアでテストチャート座標を記入する時点でヘッドの高さを調整してください。

i1装置を透明のプラスチックトレイに正しくセットした後に、以下の手順に沿ってi1の正しい高さを設定してください。

アーム上部の調整ノブを回しながら、わずかな抵抗力を感じるまで、i1を調整範囲の一番上に持ち上げます。次に、i1がテーブル表面まで下がるまで、また抵抗力を感じるまでノブを反対方向に回します。ノブを1/8から1/4回転まで戻します。 これは、用紙に印刷されたほとんどのターゲットに適したレベルです。