概要

近年、特に新型コロナウィルスの感染拡大以降、色の数値化による品質管理(カラーコミュニケーション)やそれに伴うデジタル化の重要性に気づいた企業が増えています。例えば、海外工場に色検査の立会いに行くことなく、日本に居ながら色を指定して、正確なクオリティーを求めたい時や、逆に色のクオリティーが悪くやり直しに係る膨大な無駄を削減する等、測色計を使用して得られるメリットはたくさんあります。

さらに、カラーコミュニケーションは、色に関わるあらゆる業界で導入することができます。エックスライト社では、印刷物や日用消費財の包装・パッケージはもちろん、自動車、建築、塗料、プラスチック、テキスタイル、製紙など、さまざまな業界における実績がございます。

本ウェビナーは、カラーコミュニケーションに興味はあるけど、何から初めて良いのか知りたい、測色計の種類はどのようなものがあるのか、などの疑問にお答えします。

色の数値管理や測色計の導入をご検討中の企業様や、もうすでに導入済みだが、基礎知識を復習されたい方は、是非ご参加ください。

対象

  • 生産技術、品質管理、購買担当の方
  • ブランドマネージャーやデザイナーなど、色の品質に関わる方
  • 測色計の導入を検討中の方
  • 測色の基礎知識をゼロから学びたい方
  • すでに学んでいた測色の知識を整理したい方

内容

      1. 測色計の基本
    • ・測色計とは
    • ・色をみるために必要なものとは?
    • ・光、スペクトル
    • ・人の目の構造
    • ・色彩計と分光測定計
    • ・色の表現の基本になる CIE1931 XYZ表色系XY色度図
    • ・標準観測者 2°視野と10°視野
    • ・光源の違い、標準イルミナント(観察光源) 等
      2. 照明と受光の角度で区別した分光測色計のタイプと光源装置について
    • ・45/0分光測色計
    • ・積分球分光測色計
    • ・多角度分光測色計
    • ・標準光源装置