USB 通信に関するヒント

i1Display2 または i1 分光測色計をコンピュータに挿入する際、「機器が見つかりません」という状態になることがよくあります。
また、i1Match ソフトウェアを簡易モードで実行する場合に、通常と異なる測定値が出力されることがあります。

この2つの状況では、使用されているUSBポートによって結果が影響されます。 弊社で推奨するUSBポートおよびその理由は次の通りです。
USBポートは全て同じと思われがちですが、このテクニカルノートをサポートする例外が発生しています。

最も良好なUSB通信には次を実行してください。

Windowsは、USBデバイスドライバがポート別にロードされています。 [デバイスマネージャー] のリストで、i1機器に感嘆符が付いているかどうか調べてください。 何らかの警戒インジケータがある場合は、そのポートのデバイスドライバを削除し、再インストールしてください。

i1機器をCPU裏のUSBポートに挿入してください。 これらのポートは、前方に設置されたUSBポートよりも直接的にマザーボードに接続されます。

USB延長ケーブルは信号や機器の電源を失う場合があるので使用しないでください。 特にi1分光測色計は電源と通信の両方にUSBポートを使用するため気を付けてください。

ラップトップコンピュータには、デスクトップで見られないUSBの通信問題が発生する場合があります。 ラップトップのUSBポートによる不定な測定値は、USBハブ(コンセントに電源アダプターで接続)を使用することで修正することができます。

MacBook Proラップトップコンピュータには、アップル社のディスクユーティリティを実行してディスクアクセス権を修復すると効果的です。 これはOSを更新した後に、アップル社のUSBをサポートするソフトウェアの変更内容に対し必要です(通常は自動的に実行されます)。