スキャナターゲットの作成時に表示される「偏差」警告

Kodak Q-60 K3ターゲットにスキャナプロファイルを作成する際、できるだけ正確に角をクロップすることが重要です。そうでないと次の警告メッセージが表示されます。

"警告: プロファイルのチェック時に偏差が見られました。続行する場合は、プロファイルを使用する前に検査してください。続行しますか?

その場合、戻ってクロップした角を調整してください。i1Matchソフトウェアは続行することもできますが、間違ったターゲットの測定値となり、作成中のスキャナプロファイルに悪影響を与えてしまいます。 全ての調整が正しければ、警告が表示されずにプロファイルを保存することができます。

ターゲットはそれぞれ異なって作成およびクロップされることに気を付けてください。上部と側面に数値とアルファのシーケンスを維持するターゲットもあります。これはKodak Q-60 K3透過スキャナターゲットの例です。この例では角が的確でなく、ターゲット下および右側に多くの間違いがあることが分かります。


次のスクリーンに進むと、新しくクロップした結果と正しいクロップを比較できるオプションが表示されます。下記の画像では、グレーからブラックへのスムーズな移行ではなく、ターゲット自体に属する色がジャンプしている傾度バーをご覧いただけます。これは、以前のスクリーンに戻り、クロップされたターゲットを正しく調整する必要があることを表します。そのまま続行すると、プロファイルに偏差があるというメッセージが表示されます。

修正後は、測定チャートはスキャンされたチャート範囲と一致します。

矢印をクリックするとメッセージボックスはありませんが、プロファイルの作成が開始します。

ファイルを保存します。これで新しいスキャナターゲットが完成です。