データベースのサーバーが起動しません。(5ステップの解決法)

Velocisサーバーが正常に終了しない場合(GPF、停電等)は、データベースの修復が自動的に実行されます。Velocis処理のログファイルにアクセスできない場合は、「データベースサーバーが開始できませんでした」のエラーメッセージが表示されます。これはハードドライブの故障(恐らく不良のセクター)によるもの、またはシステムのクラッシュ時にログファイルが壊れたと見られます。下記に、システムの修復法をいくつかご紹介します。 各ステップは影響が大きい順に紹介していますので、一番上の方法から試み、必要に応じて次に進んでください。

  1. ハードドライブに [スキャンディスク] および [デフラグ] を実行してください。このユーティリティは [プログラム / アクセサリ / システムツール] にあります。

  2. 問題が解決しない場合は、ログファイル「rAAAAAAB.chg」を削除してください。(rAAAAAAC.chg、rAAAAAAD.chg等、複数のファイルが見られることがありますが、全て削除してください。) これらのファイルは、QA2000、FM2001、X-RiteColor Masterのプログラムファイルと同じ場所にあります。

  3. 問題が解決しない場合は、「RDM.CHI」ファイルを削除してください。(これもQA2000、FM2001、X-RiteColor Masterフォルダにあります。) 最新のデータベース処理は失われます。

  4. 問題が解決しない場合は、全ての「CATALOG.*」ファイルを同じディレクトリから削除し、QA2000、FM2001またはX-RiteColor Masterを再インストールしてください。アプリケーションは絶対に削除しないでください。これにより、QA2000データベースに影響なく、Velocisのカタログファイルが復元されます。

  5. 最後の解決法: 全ての「CATALOG.*」、「SYSCAT.*」、「ADMIN.*」ファイルを削除し、アプリケーションを再インストールしてください。この操作は全てのデータベースを維持します。

 

注記:ステップ4および5では、ユーザーが全てのデータベースの許可を再入力する必要があります。管理者のパスワードは「password」に戻ります。 XAdminユーティリティプログラム内のユーザー変更は全て失われます。設定を再入力してください。