課題
塗装工場では、仕様通りに作業するとき、色の正確さの検証をし、整合性を証明する必要があります。 このプロセスには、以下のような多くの課題があります。
    - 特殊エフェクトの塗料/塗装の外観は、光源や反射角度によって見えかたが変わります。
 
    - 色が正しくない塗装不良では、1台あたり平均500ドル(約65,000円)の修理代が掛かることがあります。
 
    - 品質管理者は整合性を確認・証明するため、測色計による定量的なデータを必要としますが、既存の測色計は重く、オペレーターの疲労を引き起こします。
 
    - 光学系が機器の中心にある測色計は、狭い場所で位置合わせすることが難しく、測定中に曲面や柔らかい部品の形状を変形させてしまう可能性があります。
 
    - 品質管理を迅速に行う事により、時間/コストの無駄を省くことができます。
 
解決法
    - 当社の多角度分光測色計MA-5QCは軽量/小型、片手で作業することができます。
 
    - 市場にある同等の多角度分光測色計と比べると、オペレーターの疲労を最小限に抑えることができます。
 
    - 機器先端部に光学系があり、曲面や、柔らかい表面、狭い場所での位置合わせが容易になります。
 
    - LEDインジケーター表示で、測色計がサンプル上に正しく位置合わせができていることを確認できます。
 
    - 直感的なインターフェースを備えたタッチスクリーンディスプレイ採用、簡単にデータ入力/分析が可能です。
 
    - 別売ソフトウェアを使用すると、複数のデータポイントを収集するようなジョブテンプレートをプログラムできます。
 
    - 測定の結果を、緑/赤の許容値合格/不合格ランプで確認することができます。
 
    - 機器ディスプレイ上にサンプルの表面温度表示が搭載された市場で初めての測色計です。 サンプル表面の温度が、カラーデータに影響を及ぼしていないかを確認することができます。
 
結果
多角度分光測色計MA-5QCと管理ソフトウェアEFX QCを利用することで、塗装工場ではメタリックや特殊エフェクトのある自動車の仕上げを迅速に評価できます。
    - 1回の測定に要する時間は約 2.5 秒で、60%の高速化を実現しています。*
 
    - 白色板で0.02 ΔE*の短期繰り返し性を実現し、安定したカラーデータを取得できます。
 
    - 196色のソリッド、メタリック、パール効果塗料での評価結果で、0.16ΔE*以内の装置間一致率が確認されています。
 
    - 0.6kgで、50%の軽量化。*
 
    - 45%のコンパクト。*
 
* 5つ以上の測定角度を持つ当社製品および競合他社製品と比較しています。 サイズは外形寸法に基づきます。(2019年12月時点)
その機能
    - 塗装工場は、色と特殊エフェクト外観の両方を記述したデジタルカラー仕様書を受け取ります。
 
    - 品質管理者はMA-5 QCを使用し、塗装された車体の様々な部分を測定し、仕様化されたデジタルデータと比較します。
 
    - 事前にプログラムしたプロセスを使用することで、MA-5QCは複数のデータポイントを収集するための各測定に対する測定場所をガイドします。そして、装置の適切な位置決めを確認するためインジケータライトを使用しています。
 
    - MA-5 QCは、測定データをデジタルカラー仕様と比較し、色が許容範囲内にある場合は緑色のチェックマークを表示します。許容範囲内にない場合は赤色のチェックマークを表示します。
 
    - 接続されたEFXQCソフトウェアは、品質を評価するため色測定データを確認し、収益性を高めるための改善エリアを探します。
 
ここで紹介されている商品
 

 
多角度分光測色計 MA-5QC
製造現場、実験室、そして現場において、エフェクト仕上げに対し、一貫した品質管理と色測定用に設計された小型・軽量の多角度分光測色計です。
 
 
 

 
EFX QCソフトウェア
管理ソフトウェアEFX QCを使用し、デジタルデータでエフェクト仕上げを、キャプチャー/定義/コントロールすることで、統合されたサプライチェーン全体でのリアルタイムのパフォーマンス監視を可能にします。
 
 
 
 
正確に指定した色を再現!
多角度分光測色計MA-5 QCと品質管理ソフトウェア EFX QCは、自動車用の特殊効果塗料が組み立てる前に、仕様を満たしているかを迅速かつ簡単に、そしてコスト効率よく検証できるソリューションをご提供します。ご興味のあるお客様は弊社(エックスライト社)までお問い合わせください。