500シリーズ機器のキャリブレーション

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全ての機器は正確なデータを確保するために、定期的にキャリブレーションを実行する必要があります。キャリブレーションをされたことがない場合は、AC アダプターを使用しながらこの手順に沿ってください。マイクロプロセッサは、キーが長い間使用されないと「スリープモード」に入ります。

  1. キャリブレーション反射基準板を使用します。機器に付属するビニール製の収納ケースに入っています。これは、靴の形をしたプラスチックプレートにセラミックディスクがセメント付けされたものです。

  2. 基準板を裏返しにすると、底表面に設置された校正値ラベルがあります。この部品にはシリアル番号が付いています。それぞれに証明書が発行されており、校正値ラベルに印刷された数値は NIST(National Institute of Standards and Technology, USA)で設定されたものです。また機器のシリアル番号も、この校正値ラベルの下に手書きで記入されています。このシリアル番号が、キャリブレーションを行う機器の番号と一致していることを必ず確認してください。これを怠ると、キャリブレーションが正しく行われません。

  3. 機器のシュウを解除し、「x(終了)」キーを押してメインメニューにアクセスします。

  4. キャリブレーション」がハイライト表示されるまで、「下方向」の選択キーを押します。 次に Enter キーを押します。

  5. 直後に、基準板を白色パッチ測定する指示が表示されます。

  6. 機器を靴の形をしたプラスチックプレートに設置し、しっかり押し下げます。機器の下部に <完了> と表示されるまで、機器を動かさないでください。

  7. 時折、機器のブラックまたは「ゼロリフレクタンス」のキャリブレーションが必要となる場合があります。この場合、手順は以下の通りです。

    • テーブルやデスク下で機器を動かさずに持ってください。

    • 機器は床に向けてください。

    • シュウを閉じ、ブラックキャリブレーションが完了するまで待ちます。

通常は、オプチクスが変更されていない限り、ブラックキャリブレーションは必要ありません。オプチクスが汚れていると、この指示が表示されることがあります。機器のブラックキャリブレーションが完了しなければ、オプチクスの部分を圧縮空気で掃除してください。高圧力の空気は絶対に使用せず、エアー缶でカメラレンズを丁寧に清掃してください。本体の清掃が終了すれば、上記のキャリブレーション手順を繰り返し実行してください。

キャリブレーション完了