ColorMunkiにおけるDDCおよびADCの問題

DDC(ディスプレイデータチャンネル)およびエックスライト社の「ADC」(自動ディスプレイキャリブレーション)のプロトコルは、ディスプレイのキャリブレーションプロセスを簡素化・合理化します。DDCが有効になった全てのモニタがADCに向いているというわけではありません。グラフィックカード、接続タイプ、モニタのDDCの実装、ADC機能が制限されるケースもあります。システムがADCを処理する上で問題が見られる場合は、次を実行してください。

まず、コンピュータディスプレイのメニューに「DDC」または「DDC/CI」が有効/ONになっているかどうかチェックしてください。そうであれば、無効に設定するかOFFにしてください。さらに、[DDCを有効にする] または [ADCを有効にする](自動ディスプレイキャリブレーション) もOFFにし、ColorMunkiの [オプション] ウィンドウを開いてビデオLUTで輝度を調整しないことを推奨します。この機能をOFFにするには次の手順に従ってください。

  1. Macでは、メニューバーの [ColorMunki] から [オプション] をクリックします。PCでは、[ファイル] から [オプション] をクリックします。
  2. [ビデオLUTを使用してディスプレイの設定輝度を実現] および [ADCを有効にする] または [DDCキャリブレーションを有効にする] からチェックを外してください。
  3. [OK] をクリックして設定を保存し、[オプション] ウィンドウを閉じてください。
  4. ColorMunkiプログラムを終了しコンピュータを再起動した後、プロファイルを作成してください。